小松耕輔生誕140年メモリアルコンサートのご案内
小松耕輔生誕140年メモリアルコンサートはおかげさまで盛会のうちに終了いたしました。
こちらで、第二部 コンサート「小松耕輔作曲のピアノ曲と歌曲」の模様を映像でご覧いただけます。
2024年6月30日(日)
由利本荘市文化交流館カダーレ
入場無料
14 時開演(開場:13時15分)
主催/小松耕輔音楽兄弟顕彰会
(お問い合わせ:小松歯科医院 TEL.0184-69-3838)
音楽コンクールや日本音楽著作権協会の生みの親として知られる小松耕輔。
明治から昭和にかけ、作曲家、評論家、教育者として、わが国の音楽界を牽引しました。交遊録には漱石、鴎外、白秋ら、そうそうたる人脈が並びます。
非凡な才能が開花した背景には、進取の気性に富む東由利の土地柄や家族の 絆、明治という時代性がありました。
作曲したピアノ曲や歌曲の演奏で功績や人となりをしのび、記念講演では涙あり、笑いありのエピソードで人間・小松耕輔の魅力に迫ります。
最後に声楽家の田口昌範さんによる発声法のミニレクチャーがあります。
良く知られた唱歌『ふるさと』を会場の皆様と歌います 。
小林義人(『 西洋音楽の伝道師 小松耕輔物語』編著者)
ピアノ:山崎圭子、テノール:田口昌範
Program
- ピアノソナタ ト長調~パリ留学中の耕輔
- 母(作詞:竹久夢二)
- 泊り舟(作詞:北原白秋)
- 雀おどり(作詞:北原白秋)
- 冬の夜(作詞:西條八十)
- 朝(作詞:三木露風)
- 砂丘の上(作詞:室生犀星)
どうすれば良い声がでるの?気持ちよく歌いたい!!
(唱歌『ふるさと』を例に会場の皆様と)
演奏者プロフィール
山崎 圭子(ピアノ)
秋田県立秋田高校、桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。
1985年全東北ピアノコンクール第1位、文部大臣賞受賞。
秋田市文化選奨、木内音楽賞、秋田県芸術選奨を受賞。
秋田県を中心にソロ演奏のほか、室内楽ではベルリンフィル管楽アンサンブルをはじめとする多数のアーティストと共演、協奏曲では秋田市管弦楽団等のオーケストラでソリストを務める。
2024年9月、アトリオン音楽ホールでのリサイタルシリーズ10回目を開催予定。
聖霊女子短期大学、秋田大学教育文化学部非常勤講師を経て、現在も後進の育成にあたっている。
田口 昌範(テノール)
秋田市出身。東京藝術大学大学院修士課程独唱科修了。
在学中3年連続定期演奏会ソロを務める。
バッハ作曲『ヨハネ受難曲』『マタイ受難曲』、ヘンデル作曲『メサイア』、ハイ ドン作曲『四季』、『天地創造』、ドヴォルザーク作曲『スターバトマーテル』など様々な時代のソリストを務める。
2014年秋田県で行われた国民文化祭開会式において、現・天皇陛下の御前にて国歌独唱を務めた。
現在、発声技術を生かし、様々なジャンルの曲を歌うLive 活動を行い、声楽を広める活動をしている。
講師プロフィール
小林 義人 1951年、北海道出身。元新聞記者。
2014年7月から2018年3月まで、由利本荘通信部で嘱託記者を務め、
地域の歴史や文化、人々の営みを紀行連載「子吉川の四季」にまとめた。札幌市在住。